ホイールローダー(タイヤショベル)を高額買取してもらう12のコツ!

ホイールローダー(タイヤショベル)は、土木・建設業の他にも製造業、造園業、農業、除雪など様々な場所で使われており、環境に合わせた仕様も多いことから、売却時はとにかく高く売りたいものですね。日本で製造され、使用されてきたグレーダーは国内はもちろんのこと、海外でも人気があります。新車購入時は数百万〜数千万と高い値段となりますので、どうすれば売却金額は上がるのか、買取してもらうためのポイントをまとめました。
ホイールローダー(タイヤショベル)を最も高く買い取ってもらえるよう、下記のポイントをよく抑えて売却をされてみてください。

まずは査定員が検品時にどこを見ているかを知っておきましょう。査定員がどこを見ているかを知ることで、高く売るコツを抑えることができるかもしれません。査定員がざっくりと見ているところ(全体)とその詳細はこちらになります。

査定時に見るポイント(全体)

・ボディ
・バケットやブレードなどのアタッチメント
・足回り
・フレームの錆び具合
・エンジン、ポンプ類
・油漏れ
・シリアルプレート
・アワーメーター
・故障箇所

査定時に見るポイント(詳細)

・ボディ外観に傷や凹みがないか。
・バケットがある場合、カッティングエッジの減り具合。
・塗装した跡があるか。
・エンジンカバー、サイドカバー等に欠損はないか。ドアは閉まるか。
・ガラスの割れや欠損がないか。
・排気の色が黒や白になっていないか。
・走行に問題はないか。ミッションの異常がないか。ブレーキは効くか。
・ポンプに異常はないか。
・リフトシリンダー、ダンプシリンダー、ステアリングシリンダーに異常はないか。油漏れはないか。
・ブーム付近にクラック(割れ)などがないか。補修した後はないか。
・シリアルプレートはあるか。
・本体の打刻はあるか。
・アワーメーターは正常か。交換していないか。
・タイヤに亀裂はないか。擦れ具合。
・ポンプ・各種配管及びホース等に油漏れはないか。
・内装に過度な汚れや欠損がないか。
・エアコンは壊れていないか。
・バッテリーは正常か。
・各部の錆びの具合。

1. 売却のタイミングを伝えましょう!

 買取業者にいつ売却するかを伝えましょう。値段がよければすぐ売却するのか、3ヵ月後、半年後に売却するのかによって査定金額は変わってきます。特に輸出向けの古い機械については、世界相場は日々変わりますので、数ヶ月後の売却であれば経済情勢や為替相場の変動に対応できるよう少し余裕を持った(低め)の査定金額となるかもしれません。反対にすぐに売却される場合は、買取業者もそのタイミングでの最高金額を頑張ってつけますので、すぐに売却したい場合は、その旨を買取業者に伝えるようにしてください。
 早めに査定にきてもらって概算を知っておくことも重要なので、数ヶ月後に売ることが決まったらまずは査定に出してみることをオススメします。直前に再度査定金額を確認するようにしてみると良いと思います

2. 定期点検書類を提出しましょう!

特定自主検査シールをアピール!

 毎年の特定自主検査をしている建機は査定額が上がる傾向があります。買取業者は最新年度の特定自主検査のシールが本体に貼ってあるかを確認しています。特定自主検査記録がありましたら提出するようにしてください。しっかりと点検整備がされている建機については、買取業者も適正かつ攻めた買取金額をつけやすいです。

3. 洗車をしておきましょう!

 足回り、車体などは査定前に綺麗に洗車しておきましょう。まず、見た目が綺麗で整備されている印象の建機は高値がつきやすいです。また、足回りなどが過度に汚れていると船での輸送前に買取業者側で洗車をしなければならず、その洗車費用で数万円が知らぬ間に査定金額から減額されることがあります。なお、自社ヤードに洗車の設備がない場合は、特に足回りや各部の泥を落とせる範囲でも落としておくなどしておくと査定額は上がりますので、少しの手間でも数万円査定額が上がると思って是非やってみてください。

洗車をして査定額アップ!

4. アタッチメントはつけて売却しましょう!

標準バケットはつけて売却! 

 バケット、ブレード、スノープラウ、マルチプラウ、グラップルなどのアタッチメント類は、一緒に売却しましょう。特にアタッチメントが何もついていない場合は減額の対象となります。また、バケットの他にブレードなどのアタッチメントがある場合は一緒に売却することで査定金額が上がることがあります。特にバケットがある方が高い査定金額がつきやすいため、バケットはまずつけて、付属としてブレードなど他のアタッチメントをつける方がより高い金額で売却できる傾向があります。
 長年使っていなかったアタッチメントも値段がつくことがありますので、是非一緒に査定に出してみてください。

5. 修理や塗装は待ちましょう!

 普段の使用時からボディをぶつけないようにしましょう。ボディに傷や凹みが多い場合は減額の対象となります。
国内のユーザーはもちろんですが、最近は海外バイヤーもボディが綺麗な建機を買う傾向にあります。
 ただし、車体に傷がついてしまったものを査定前に費用をかけて修理や塗装を依頼するのは一旦待ってください。塗装前に買取業者に売却見積りを取ったり、ボディを綺麗にして売却すべきかは売買業者にアドバイスを聞くことをオススメします。特に海外向けの建機の場合は、塗装をすることで売れなくなる国があります。また、塗装してボディを綺麗にしたからといって、国内の塗装でかかる費用ほど、査定金額は上がらないことがあります。もし塗装をした方が良い場合は、買取担当者から塗装をした方が良い旨のアドバイスがあります。せっかく高額の費用をかけてボディを綺麗にしてもその費用分を回収できなかったとならないようにしたいですね。

ボディに傷がない機械は高く売れます!

6. 故障箇所を直す前に買取専門業者に相談しましょう!

 ホイールローダー(タイヤショベル)を使用する限り、エンジンの不具合、ガタ、油漏れ、足回りの不具合など、様々な故障が発生します。故障をしたタイミングで売却をお考えになる方も少なくないと思います。また一般的に綺麗な状態の方が高く売れると思って故障箇所を直されることをお考えになる方も少なくないかと思います。 しかしながら、故障箇所を修理に出す前に必ず査定に出してみてください。国内で故障箇所を直すと数万円から高いものなどで数百万円かかるケースもあります。しかしながら、海外で直すとその5分の1や3分の1などで修理ができたり、国内でも国外でもメンテナンスができる会社であればタダ同然で修理ができるため、修理をした際の金額ほど査定金額がアップしないことがほとんどだからです。中には修理をしたことで高く売れることもありますが、修理をした方が良いかどうかは査定担当者に聞いてみることが一番です。

7. メンテナンスをしておきましょう!

 日頃からエンジンオイル、作動油、冷却水、エアフィルタ、シリンダー、ホース、足回りなどの点検を行い、各可動部のグリスアップを入念に行い使用するようにしましょう。故障箇所があると査定金額は減額となりますが、日頃からメンテナンスをされている機械は相場以上の査定金額がでることもあります。
 また、特にフレームの錆びや腐食は大きな減額対象になるので、日頃から使用後は水でよく洗うようにしましょう。
 もし売却時に故障箇所がある場合は正確に故障箇所を伝えるようにしましょう。査定員も確認しますが、売却後に思わぬトラブルが発生しないように調子が悪いところがある場合は正直に伝えておいた方が良いです。
 なお、エンジンなどが故障していてもほとんどのケースで買取が可能なので、壊れているからや古いから売れないとは思わず、まずは査定に出してみてください。

8. 高く売れるオプションを知っておきましょう!

 ホイールローダー(タイヤショベル)は、購入時に売却時のことを考えて買っておくと良いかと思います。売却時にはオプションの違いで数十万円〜100万円程度買取金額が変わることがありますので、購入時にも買取業者に売却時に有利になるオプションや売却時の相場などを確認しておくと良いですね。レンタル会社など多くの建機を買う会社は売却時にいくらで売れるかを計算の上で、戦略的に建機の仕入れ(購入)を行なっているケースがほとんどです。
特に下記のオプションは買取金額にプラスポイントとなりますので、購入時に検討してみてください。

・バケット容量1.5㎥クラス(WA100クラス)
・キャビン仕様
・エアコン(ヒーター・クーラー)
・ワンタッチ(マルチカプラ)

9. 複数台一緒に売却しましょう!

 1台のみ売却するよりも複数台を売却した方が1台1台の買取金額は上がる傾向にあります。査定員が査定に行く際には交通費や人件費などは必ず掛かっており、これが査定金額に影響がないということはなりません。複数台一括で査定を依頼することで、買取業者も1台1台の利益を削ることが可能となります。また、買取業者側も一括で購入したいという気持ちも働くため、買取金額は上がりやすくなります。ホイールローダー(タイヤショベル)を査定に出す際には、ユンボ(油圧ショベル)やブルドーザー、または小物の発電機やコンプレッサーなども一緒に査定に出してみると良いかもしれません。

10. 貿易港や買取業者のヤードへ回送しましょう!

 特に輸出向けのホイールローダー(タイヤショベル)は、一度貿易港のある神奈川県の横浜港、兵庫県の神戸港、福岡県の博多港、北海道の苫小牧港のいずれかの港に集められるため、そこまでの回送費用が買取費用から差し引かれて査定金額は計算されています。買取業者が自社のトラックで回送するとしても、必ず人件費や交通費はかかるため、その分の回送費は少なからず差し引かれています。もし、自社でホイールローダー(タイヤショベル)を運べるトラックをお持ちでしたら、指定の場所まで回送する旨を買取業者に聞いてみるもの良いかもしれません。サイズにもよりますが、5〜20万円ほど査定金額が変わることもあります。

11. 写真を送りましょう!

 査定においては、実車の検品が不要なものものも多くあります。プロの買取業者は年間数百台〜数千台の建機の売買を行なっており、特に業者間ではその数の建機・重機を写真の確認のみで売買しています。例えば日本から海外へは年間5万台以上の建機が輸出されているのですが、海外のバイヤーも日本の実車を見るわけにはいかないですよね。つまり写真を見て判断しているのです。プロの業者であれば、写真で概ねの状態がわかります。つまり、訪問査定担当者は状態がわかる主要な場所を状態がわかる確度で写真を撮っているのです。査定担当者が訪問査定にてやっていることは、状態の確認はもちろんですが、その先の買い手のための「写真を撮っている」のです。状態に関しては、査定員に定期点検書類を提出したり、正直に口頭で故障箇所や気になる点などの状態を伝えるようにすればトラブルはほとんどありません。訪問査定には必ず交通費や人件費がかかります。今はほとんどの買取業者が「訪問査定無料」ですが、少なからず実際の査定金額にその経費分が影響してくることを忘れてはいけません。買取業者に不要な経費を使わせないこと、協力をすることで査定金額を上げることができる可能性が上がります。
 また、写真の撮り方でも査定金額は数十万円変わってくることもありますので、下記のリンクを参考にしてみてください。

12. 複数の買取専門業者に相見積りをしましょう!

 買取業者によっては、油圧ショベルやユンボの買取が得意だったり、ブルドーザーが得意だったりと、高額で買い取れる機械が異なります。
 なぜなら、日本国内の売買業者は世界各国のバイヤーと繋がっていますが、世界のそれぞれの国でホイールローダーであればコマツ製を高く買う国、日立製を高く買う国、大型を買う国、小さめなものを買う国など様々で、それぞれの買取業者が抱えているバイヤーが異なるからです。例えば、同じWA100というホイールローダーでも3型と6型を高く買う国は異なります。

 グロースパワーでは、国内の買取業者だけでなく、海外の買取業者にも一括で査定を行えるサービスを行なっています。グロースパワーが窓口となり、グロースパワーが厳選した特に買取金額が高額な最大100社の国内外の買取業者に査定を依頼し、売主様にはグロースパワーから査定(買取)価格をご連絡するサービスです。様々な買取業者に査定を依頼する手間がかかりません。連絡はグロースパワーからしか来ないため安心して売却することが可能です。また、引き取りもグロースパワーが行いますので、手間もかかりません。グロースパワーでは、お客様が大切に使用されてきた建機や重機を少しでも高く売却していただけるよう、国内や海外のエンドユーザー様やエンドユーザー様に近い業者様などに直接売却するなど相場を超えた買取をできるよう日々様々な会社様との連携に努めています。「一番高い買取金額をお出しすること」にこだわっている会社です。売却をお考えの際は是非一度ご連絡ください。

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